南国ならではの「深み」を感じるシンボル 首里城

日本には幾つもの歴史建築物があるが、
やはり、どれも「和」を感じるものばかりだ。
明治には西洋からのニュアンスを受け、これもレトロな魅力があるが、
沖縄の首里城は、南国ならではの作りがある。
多くの歴史建築物は劣化もまた「和」を醸し出すのだが、
首里城の劣化は「和」ではなく、「南国」なのだ。
この違いは感覚的にわかるもので、説明から成り立つものではない。
その劣化の度合いが、今日までの沖縄を表しているかのように、
とても味のある劣化となっている。
沖縄のシンボルとしても知られる首里城だが、
こういった劣化に注目してみると、また違った世界を感じることができる。
どんなアングルで撮影しても画になるのだから、大したもの。
まるで沖縄の方が持つ「豊かさ」のようだ。
数多くの歴史建築物を見た方でも、そうでない方でも
首里城は沖縄が持つ「深み」を与えてくれることだろう。
これが沖縄のあり方に繋がっているのかもしれない。
Photo by (c)Tomo.Yun







